空調設備の設置加速を
2026.08.04
コラム「四季の風」
◆最大震度7を記録した熊本地震から一週間-。10年前の平成28年熊本地震と同規模の激しい揺れは多くの人命を奪い、様々な施設に大きな被害をもたらした。現地ではまだ余震が続く。今後も一定の注意が必要だ◆震度7は、気象庁が定める震度階級の中でも最高位に当たる。1949年の導入以降、震度7を記録した地震は8回ある。95年の阪神・淡路大震災、2004年の新潟県中越地震、本県も被災した11年の東日本大震災、18年の北海道胆振東部地震、24年の能登半島地震。そして16年の平成28年熊本地震(2回)と今回◆もちろん、導入前にも発生したことはあっただろうし、より大きな地震もあったかもしれない。重要なのは、これまでの経験、知見、教訓を活かし、被害を少しでも軽減させるべく将来に備えることだ◆8月に入り全国的に猛烈な暑さが続いている。せっかく避難しても、そこに空調がなければ命を落とす危険もある。県内でも避難所となる体育施設などへの空調設備の設置が進んでいるが、もっと加速するべきだろう。災害関連死をいかに防ぐか。行政の果たす役割は非常に大きい。(H)

