茨城のスポーツに注目
2025.06.17
コラム「四季の風」
◆今、茨城のスポーツが熱い。大相撲では、阿見町の二所ノ関部屋に所属する大の里が横綱に昇進。待望の日本人横綱が、茨城県の部屋から出現したのは素直に嬉しい
◆二所ノ関部屋が現在の阿見町荒川本郷に誕生したのは2022年のこと。部屋開きの際、二所ノ関親方が「強い力士を輩出して、ここで間違っていなかったという結果を出したい」とコメントしたことを覚えているが、わずか3年で大きな結果を出し、自らの言葉を証明した形になった
◆サッカーでは、J1で鹿島アントラーズが首位を快走し、久々の優勝に期待が膨らむ。そしてJ2では、同じく茨城県を本拠に置く水戸ホーリーホックが好調だ。一時は暫定首位に立つなど、初のJ1昇格が視野に入っている。茨城県をホームタウンとする2チームがJ1で並び立つ日が来るだろうか
◆そうなると気になるのはホーリーホックの新スタジアム建設問題だ。昨今の資材価格高騰の影響で建設には150億から200億かかると言われている。チームの好調がスタジアム問題にどう影響するのか、注目したい(N)