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偕楽園迎賓館別邸の起工式/施工は株木・黒木JV

2022.04.02

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 県内初のパークPFI事業である「The迎賓館偕楽園別邸」の起工式が30日、偕楽園月池周辺にて行われた。設計監理は合同会社H&H設計、物林㈱が、施工は株木・黒木特定建設工事共同企業体、物林㈱が担当。工期は2023年3月20日までを予定している。総投資額は約15億円。
 構造はS造3階建て、建築面積は2385・81㎡、延べ面積2780・88㎡を想定。迎賓機能を備えたパークレストランなどを整備する。
 鍬入れでは、斎鎌を合同会社H&H設計の濱下仁代表が、斎鍬をアイ・ケイ・ケイホールディングス㈱の金子和斗志代表取締役会長兼社長CEO・県営業戦略部の橘川栄作部長・水戸市都市計画部の加藤久人部長が、斎鋤を株木・黒木特定建設工事共同企業体代表・株木建設㈱茨城本店の黒江俊郎専務執行役員本店長と物林㈱の梶井直和常務取締役が執り行った。
 金子代表取締役会長兼社長CEOは「歴史的価値がある、偕楽園という最高の名園に進出することができたことは、最高の名誉。関係者の皆様に改めて御礼を申し上げる。ここにいらっしゃる皆様方の力を合わせて、2023年3月20日に、無事に竣工できることを改めてお願いをさせて頂く」とあいさつ。
 橘川部長は「今年は、徳川斉昭公が偕楽園を開園した、ちょうど180年の節目の年。地元の皆様に愛され、全国から来るお客様に最上のおもてなしができる迎賓館の完成を、私も心待ちにしている。安全に、素晴らしい建物ができることを心から祈念する」と語った。
 また、加藤部長は市長からの祝辞を代読。「本市としても、月池周辺が更に魅力的な場所となることを期待している。今後とも、偕楽園と千波公園が一体となって相乗効果を発揮し、多くの方々に親しまれ、誇れる公園となるよう事業を進めてまいりたいと考えているので、皆様のご理解とご協力をお願いしたい」と述べた。

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