コラム「四季の風」

明るい新年を迎えるために

2023.12.26

コラム「四季の風」

 ◆いよいよ終わりが見えてきた2023年。ワールド・ベースボール・クラシックでの日本代表の優勝や将棋の藤井聡太氏の八冠独占など明るいニュースがあった一方、イスラエルのガザ侵攻や終わりの見えないロシアのウクライナ侵攻など世界情勢の緊張感は増すばかり。来年こそは平和な年になってほしい◆国内では物価高騰が続き、家計を直撃。建設業界においても資材価格の高騰は大きな問題。計画の見直しや中止を迫られた公共事業もあった◆来年4月からは時間外労働の上限規制が建設業にも適用され、各社が対応に追われている。人手不足解消のため、働き方改革は待ったなしの状況だ◆自然災害の激甚化・頻発化は年を追うごとに増している印象があり、6月に発生した大雨で牛久沼が越水。住宅や農地が大きな被害を受けた。自然の恐ろしさを思い知るとともに、地域の守り手である建設業の存在の重要性を改めて実感した◆不安なニュースが多く、心配事が絶えない昨今だが暗い気持ちでばかりいても仕方がない。来年がことし以上に明るい年になるように残り少ない23年を有意義に過ごし、翌年に備えよう。さて、まずは大掃除だ。(N)

お問い合わせCONTACT

電子版ログイン