3年ぶりの皆既月食
2025.09.09
コラム「四季の風」
◆8日未明から明け方にかけて皆既月食が起きた。日本では2022年以来約3年ぶり。午前1時半ごろから欠け始め、午前2時半ごろには皆既月食の状態を観測することができた。赤くなった月はテレビや写真などで見たことがあったが、この目で実際に見たのは初めてだった。時間が時間だったこともあり、最後まで観察することはできなかったのだが。
◆現代では天体イベントとして話題となる月食だが、まだ月食の仕組みが解明されていなかった時代には不吉なものと考えられていたと聞いたことがある。普段やわらかい光を放っている月が徐々に欠け、赤くなる様子を見たら恐ろしいと感じるのも頷ける。今回自分の目で見て、当時の人々の心境をほんの少し理解することができた気がする。
◆次回皆既月食を日本で見ることができるのは26年3月3日。今回とは違い午後8時ごろには観測することができるという。今回は睡魔に負けて長時間観察することができなかった。次回は月食とともに、周囲の空の様子も同時に観察してみたい。晴れることを祈りつつ、半年後の観測に備えておこう。(K)

