春のうららの茨城県
2026.04.15
コラム「四季の風」
◆春は背筋が伸びる季節だ。桜やモクレンなどの花々と青空のコントラストに目を奪われ、視線が自然と上へ向かうからだろう。桜は盛りを過ぎたが、県内ではひたちなか海浜公園のネモフィラが早くも見頃を迎えた。普段の通り道で見かけるハナミズキも美しく咲いている。
◆四方八方、どこを見ても美しい景観を保つために働く人々の存在も忘れてはならない。街路樹や歩道の植栽が整然としているのは、維持管理をする造園業の仕事があってこそ。他にも、公園の管理者や道路ボランティア団体など、たくさんの人のおかげで街中の緑は美しく保たれている。
◆そろそろツツジも開花時期を迎える頃だ。笠間市のつつじ公園では、つつじまつりが始まった。5月には県の花であるバラも咲き始める。石岡市のフラワーパークは、今年も多くの人で賑わいそうだ。
◆忙しない通勤の道を彩る植栽も、ゆったりと楽しめる公園の草花も、心に潤いを与えてくれる大切な存在。それらを管理する人々もまた、豊かな緑を守るため欠かせない存在だ。これからもその存在に敬意を払いつつ、茨城の春を楽しみたい。(S)

