熱中症に気をつけて
2025.07.01
コラム「四季の風」
◆最高気温が30度を超える日が続いており、例年6月はこんなに暑かっただろうかと首を傾げていた。今の時期に頭痛やめまいなど体調に変化が現れると、真っ先に疑うのが熱中症。「冷房の効いている部屋にいるから安全」というわけではなく、室内にいても熱中症にかかる危険があるというから油断はできない。これまで以上にこまめな水分補給と体調管理を心がけたい。
◆今日7月1日から1週間、「全国安全週間」が始まる。全国安全週間は今年で98回目。さらに今年6月から、労働安全衛生規則の改定で熱中症対策が義務化された。各企業などで行われている安全大会でも、労働災害への対策とともに必ず熱中症対策について語られてる。
◆工事現場での事故対策についても、熱中症対策についても、各企業の労働災害ゼロを目指す姿勢を取材し、こちらも気が引き締まる思いだ。熱中症に関しては他人事ではない。適度に水分・塩分補給をする、十分な睡眠をとるなど、熱中症にならないためにできる対策はたくさんある。「今日も一日、ご安全に」を合言葉に、体調を崩すことなく夏を乗り越えたい。(K)

