コラム「四季の風」

日本人横綱誕生に期待

2025.04.01

コラム「四季の風」

 ◆24歳の若さで早くも「師匠超え」だ。二所ノ関部屋(阿見町)に所属する大関の大の里泰輝が3月場所で3度目の優勝を果たした。二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)の通算優勝回数を早くも超えてしまった

◆こうなるとやはり、綱取りの期待が高まる。稀勢の里以来誕生していない日本人横綱。二所ノ関親方の愛弟子である大の里が新横綱となれば相撲人気も一層盛り上がりそうだ。とは言え、まずは怪我なく、良い相撲を取ってもらうことが一番だろう

◆さて、優勝決定戦で大の里と対戦したのは二所ノ関親方の現役時代の弟弟子であった高安だ。茨城県に本拠を構える二所ノ関部屋の力士である大の里と茨城県出身の高安。奇しくも本県に縁のある2名の優勝争いは、どちらを応援するか迷った方もいたのではないか

◆結果としては大の里が勝利し、高安はまたも涙を飲んだ。しかし、35歳という年齢でもまだまだ戦えるということを証明したと言えるだろう

◆鉾田市では今月17日、合併20周年を祝して大相撲鹿行鉾田場所が開催される。盛況を期待したい。(N)

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