コラム「四季の風」

若き才能の活躍に期待

2025.03.04

コラム「四季の風」

 ◆1日にカシマスタジアムで行われたJリーグの試合でひとつの記録が生まれた。FC東京の北原槙選手が史上最年少となる15歳7カ月22日でデビューを果たした

◆中学3年生でのプロデビューは、スペインで活躍する久保建英選手よりも早く、元日本代表の森本貴幸選手の記録を更新する快挙だ。一方の鹿島アントラーズにも、18歳で活躍する徳田誉選手がいる。若い才能の輝きを見ることができるのは嬉しいものだ

◆若くして最短距離でデビューする選手がいる一方、近年は大学卒の選手の活躍も目立つ。日本代表DFの長友佑都選手や、現在イングランドのプレミアリーグでプレーする三笘薫選手など枚挙に暇がない

◆素人目には、若いうちからプロの環境に飛び込んだ方が成長するのではないか、大学進学は回り道なのでは、などと思ってしまうのだが、自分に合った環境、成長できる場所で過ごすということが非常に大切なようだ

◆デビューが早ければ大成するというわけではないのがサッカー選手の面白いところ。なにはともあれ、北原選手にはケガに気をつけて頑張ってもらいたい(N)。

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